【富山】希少でキレの良い日本酒で、縞鯵の握りを味わう

勝駒 純米吟醸

(かちこま じゅんまいぎんじょう)

(撮影店:広尾「鮨 心白」)

1906年(明治39年)創業の富山県高岡市の『清都酒造株式会社』のお酒です。

(オフィシャルページは無いようです)


SAKE TIME での評価は「3.85」(2018/05/23現在)

日露戦争で騎兵隊に所属していた創業者清都慶介氏が、

戦勝を記念して『勝駒』と名付けました。


創業以来の酒蔵にて『不容偽(偽りを容わず)』を掲げ、

量よりも品質にこだわっています。

富山県内で一番小さい蔵で、

5人で300石を製造しています。

7割を県内に出荷する為、

東京でもなかなか出会うことがありません。


2000年に蔵の建物は国の有形文化財に登録されました。


純米吟醸』は、

最初はフルーティーな薫りが立ち上がり、

ほんのり甘めの旨味が口に広がると、

スッと消えてゆきます。

上品な味わいは和食に合いますね。




そして、このお酒と合わせる料理は

縞鰺の握り

(撮影店:広尾「鮨 心白」)

五島列島産の縞鯵は、神経〆して4日熟成で、

ブリッとした弾力を感じ、凝縮した旨味が溢れます。

ツメで優しい塩味を加えます。

そこで日本酒を口に含むと、

ほんのりフルーティーな薫りが立ち、

米の旨味が、縞鯵の旨味を引き立てて、

キレよく消えてゆきます。

至福の瞬間です。



チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。