【栃木】優しい酸味の夏酒で、炙りユッケを楽しむ

大那 特別純米 夏の酒 蛍

(だいな とくべつじゅんまい なつのさけ ほたる)

(撮影店:恵比寿「BBQ610」)

1866年(慶応2年)創業の栃木県大田原市の『菊の里酒造株式会社』のお酒です。

SAKE TIME での評価は「3.43」(2018/07/18現在)

八代目蔵元の阿久津信氏が、若手の『下野杜氏』(しもうけとうじ)として、

年間300石の小さな蔵で酒造りをしています。

地元の郷土料理に合わせた地酒を7割、 県外向けに3割を生産しています。


以前から好きなブランドでしたが、

2016年にANAのファーストクラス・ビジネスクラスの機内酒に採用された時に、

たまたま旅行中に飲んで、これだけ優しい味わいの『生酛』日本酒があるのかと、

感動しました。ANAでも購入出来るようです。


今回の『夏の酒 蛍』は、

地元、那須産『ひとごこち』を使用し、 那須産山系伏流水で作ったお酒です。


少し柑橘系の甘い薫りがし、

軽い酸味の、 スッキリとした辛口で、

後半には米の旨味がハッキリしてきて、

最後にキレよく消えてゆきます。


蔵の裏手の小川では毎年蛍が飛び交うそうです。



そして、このお酒と合わせる料理は

炙りユッケ


赤身なので脂が多くないので、

このぐらいの酸味のお酒が合いますね。

肉の旨味をスッと感じさせてくれて、

米の旨味との相乗効果も楽しめます。

赤身と合う日本酒です。



チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/


太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。