【宮城】サラリとした夏酒と、夏野菜と素麺の冷やし煮合わせで夏を感じる

阿部勘 夏純吟 金魚

(あべかん なつじゅんぎん きんぎょ)

(撮影店:阿佐ヶ谷「まにわ」)

1716年(享保元年)創業の宮城県塩竈市の『阿部勘酒造店』のお酒です。

SAKE TIME での評価は「3.73」(2018/07/05現在)


300年以上続く蔵は、十四代目当主の阿部勘九郎氏が、

米の旨味を感じながら、キレが良い、地元の食事と合うお酒を造っています。


地元のお米に拘り、 大吟醸に使用する水は、

車で1時間ほど離れた泉ヶ岳の根白石から汲んできているそうです。


初心者でも飲みやすく、スッと飲めるお酒が多く、

大吟醸酒はメロンのようなフルーティーな薫りで上品です。


この『夏純吟 金魚』は、

ベタつきなく、さらさらと飲みやすいお酒で、

少し酸味もあり、キレが良いお酒です。

宮城県産『蔵の華』『ササニシキ』を使用してます。

ラベルの裏側に金魚が描かれているのも、金魚鉢をイメージしますね。



そして、このお酒と合わせる料理は

夏野菜と素麺の冷やし煮合わせ

茄子、焼きもろこし、ミニトマト、オクラ、栃尾油揚げと

具だくさんで、 サラッとした夏酒と合いますね。

極細の手延べそうめんも、優しい出汁つゆと相まって、

日本酒のつまみになります。

夏を感じるマッチングです。



チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。