【愛媛】キレのある米の旨味を感じる日本酒で、牛タンのハムを楽しむ

伊予賀儀屋 無濾過 純米吟醸 黒ラベル

(いよかぎや むろか じゅんまいぎんじょう くろらべる)

(撮影店:新宿三丁目「とときち」)

1877年(明治10年)創業の愛媛県西条市の『成龍酒造株式会社』のお酒です。

SAKE TIME での評価は「3.45」(2018/07/25現在)

酒は夢と心で造るもの』という理念を掲げ、

地元産の酒米『松山三井』、『しずく媛』、『ヒノヒカリ』を使用し、

蔵の南に位置する石鎚山の伏流水の井戸は「ウチヌキ」と呼ばれ、

弱軟水の優しい水を使って、

料理に合うお酒造りをしています。

四国でも冬は気温が下がり、酒造りに適した場所でもあります。


酒は料理の名脇役であれ。』をモットーに、

熟成で旨味を増幅させた『伊予賀儀屋』ブランドが有名です。


今回の『無濾過 純米吟醸 黒ラベル』は、

地元の『松山三井』を使用しており、

林檎の様な柔らかい薫りがし、

やや甘みを感じながら、無濾過らしい米の旨味が口の中に拡がり、

キレのある酸味で、辛口のお酒です。

和食がよく合いますね。



そして、このお酒と合わせる料理は

牛タンハム

しっとりとした食感で、

口の中の温度で脂が溶け出してきて、旨味が堪りません。

少しずつ囓りながら、

日本酒を一口含むと、

脂の旨味と米の旨味が膨らんで、

キレよくスッと消えてゆきます。

そして、また少し囓り、一口含み、旨味を感じる。




チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。