【山口】雁木 flight of wharf

雁木 flight of wharf 活性にごり発砲純米生原酒 鎮守の森 特別誂え

@鎮守の森

山口県を代表する蔵、『八百新酒造』

のお酒『雁木』(がんぎ)です。

雁木の種類は沢山ありますが、これは発泡させたにごり酒です。

白く濁ってるので、甘酒の様な甘みが強いお酒をイメージするかも知れませんが、

そんなことはなく、発泡しているので炭酸がシュワシュワと爽やかな口当たりで、

飲んだあとも、キレのある酸味を感じます。

しかも『鎮守の森 特別誂え』とこのお店でしか飲めません。



八百新酒造は山口県岩国市を流れる錦川の河畔にあります。

「雁木」とは船着場の階段のある桟橋のことを言い、

かつて原料米は錦川の上流から下ってくる船で「雁木」から水揚げされました。

ここを酒造りの原点として「雁木」の名を使っているそうです。

『flight of wharf』は「埠頭(雁木)の飛行」と言う意味なので、

「雁木」から送り出された、出来上がったお酒と言う事なのかも知れません。

(今度、竹口さんに聞いておきます)



そして、このお酒と合わせた料理は

独活と蛍烏賊の酢味噌掛け

(うどとほたるいかのすみそがけ)

独活は浅めに酢漬けにしてあり、サクッとした食感で美味しいです。

とても新鮮な蛍烏賊は弾力もあり、臭み無く美味しくて、

肝の苦みで日本酒を飲みたくなります。

酸味を抑えた酢味噌も素晴らしく、

雁木 flight of wharf』のシュワシュワとした爽やかな酸味と、

非常に合い、お互いの香りや味わいが引き立ちます。

味噌の塩味と、発泡酒の甘味のバランスも素晴らしいです。



チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。