19 Pecora 生原酒 長野県産減農薬・有機肥料美山錦55%
@鎮守の森
長野県長野市の『尾澤酒造場』のお酒です。
「十九」と漢字で書いてあるラベルもあるのですが、
ポップで可愛らしいラベルも多くて、見つけると飲んでみたくなります。
オフィシャルサイトでは
『人間だと、一人前といえば「二十歳」。日本酒造りで一人前にになるまでには、まだまだ一歩どころではなく、二歩も三歩も手前なのですが、「十九」と命名しました。』
謙虚な蔵ですね。
イタリア語で『Pecora』は"羊"、左上の『Danza』は"ダンス"。
蔵のある 信州新町 は「ひつじの町」として有名なので、
『Pecora』と名付けたのかも知れません。
某人気漫画の「空島編」をイメージしてしまいました。
長野県産減農薬・有機肥料の酒米(酒造好適米)「美山錦」を55%まで磨いて作っています。
長野県では「美山錦」に変わる酒米作りにシフトしてゆく中で、
これからも県内産の「美山錦」を使用していきたい蔵としては、
契約農家と協力して減農薬・有機肥料による酒米作りに挑戦した第一弾です。
生酒で微炭酸を感じ、飲み口ではマスカット系の爽やかな薫りと酸味で美味しいです。
米の旨味を感じつつ、飲みきり後には少し渋みが残る。
この渋みは好き嫌いが分かれるかも知れません。
そして、このお酒と合わせる料理は
牡蠣のオリーブオイル漬け
写真だと少し分かりづらいですが、バジルのソースがかかっています。
19種類以上のアミノ酸を含む牡蠣と、
オレイン酸やリノール酸を含むオリーブオイルで、
旨味成分がたっぷりです。
これだけでも美味しいのですが、
『19 Pecora』の酸味で、バジルの薫りが口に広がり、
旨味たっぷりの牡蠣の味を楽しみ、
最後に日本酒の渋みで、クッと口の中をリフレッシュさせます。
口の中で味わいが変化してゆくのが楽しいです。
チーム株式会社
太田泰史
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