【三重】作 穂乃智

作 穂乃智 (ざく ほのとも)

@鎮守の森

明治2年創業の三重県鈴鹿市の『清水清三郎商店株式会社』のお酒です。

日本酒の需要減少の煽りを受けて、一時製造量も減少しましたが、

蔵元の生き残りをかけて、2000年に『』と言うブランドを立ち上げました。

非常に飲みやすいお酒で徐々に人気が出てきて、

ガンダムファンの間で「ザクという酒があるらしい」と話題にもなりました。


ついには、2016年、伊勢志摩サミットのランチの乾杯酒に選ばれました。

これで知名度が上がり、大人気になり、2016年は『』が本当に手に入り辛くなって、

嬉しくもあり、飲めないのは寂しいのもあり。

』はお手頃価格で、美味しいお酒ばかりなのでおすすめです。


作 穂乃智』は、

最初にフルーティーな香りをフワッと感じ、

しっかりとした旨味が出てきて、

後味は少し酸味があるのでキレがあり、

スッキリ飲める日本酒です。



そして、このお酒と合わせる料理は

浅蜊の酒蒸し

浅蜊の旨味と、アルコールを飛ばした日本酒の旨味が絡み合い、

浅蜊から出た潮の香りも堪りません。

貝の旨味を噛みしめながら、スッキリと飲める日本酒で、

クイッと胃袋に流し込むの美味しいです。

浅蜊がなくなっても、旨味が溶け出した、塩味の効いたスープを飲みながら、

日本酒をまた飲み進めます。



』が一時期手に入らなくなった時に、買っていたお酒があります。

同蔵が2014年に地元に根付く新しいブランドとして『鈴鹿川』を立ち上げました。

二つは味わいが似ていて、スッキリと飲みやすいお酒です。

地元向けに出しているので、関東の酒屋さんでは置いてあるところは少ないですが、

築地の場内で買える店があるので、良く買っています。



チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。