【栃木】惣譽 生酛仕込 純米大吟醸

惣譽 生酛仕込 純米大吟醸

(そうほまれ きもとじこみ じゅんまいだいぎんじょう)

(撮影店:広尾「茶禅華」)

1872年(明治8年)創業の栃木県芳賀郡の『惣譽酒造株式会社』のお酒です。

古くから山田錦にこだわり、飲み口が綺麗なお酒が、地元でも愛され、

フランス、スペイン、イギリス、アメリカ、香港などにも輸出されています。


このお酒は兵庫県吉川産『特A地区山田錦』を、45%まで磨いて、

綺麗で上品な味わいの純米大吟醸酒です。

優しいフルーティーな薫りが最初にインパクトを与えますが、

蔵の中の天然酵母で仕込む『生酛仕込』なので、乳酸の酸を感じながら、

しっかりお米の旨味も引き出されています。



そして、このお酒と合わせる料理は

雉の極上スープ 上海蟹雲呑添え

(撮影店:広尾「茶禅華」)

雉のスープは初めて飲みましたが、

鶏よりもコクを感じ、鴨ほど脂を感じない、透き通った綺麗なスープです。

一口で「日本酒が飲みたい」と素直に感じました。

上品な味わいの日本酒は、吟醸香でスープの薫りを引き立てて、

コクのあるスープを、日本酒の旨味と酸味で凜とさせてくれます。

そして、贅沢に上海蟹のワンタンを非常に美味しいです。

上海蟹の味を邪魔せず、薫りを広げてくれる、この日本酒がたまりません。




チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。