【青森】あえて薫りを押さえた日本酒で、牡蠣の天ぷらを楽しむ

陸奥八仙 特別純米 ISARIBI 火入れ

(むつはっせん とくべつじゅんまい いさりび ひいれ)

(撮影店:秋葉原「潮音」)

1775年(安永4年)創業の青森県八戸市『八戸酒造株式会社』のお酒です。

SAKE TIME での評価は「3.78」(2018/01/17現在)

八戸港近くにあり、有形文化財に指定されたレンガ造りの蔵も歴史を感じます。

古くは銘柄『陸奥男山』が有名な蔵元ですが、

八代目蔵元の駒井庄三郎氏が新たなブランドとして『陸奥八仙』を立ち上げました。

更に、次期九代目蔵元の駒井秀介氏(兄)と、杜氏の駒井信介氏(弟)が、

兄弟二人三脚で『陸奥八仙』を進化させてきました。


青森県の県内酵母、

「まほろば吟」「まほろば醇」「青森イ号」「青森ハ号」

の4種をブレンドさせて、

フルーティーな薫りが華やかで、フレッシュで優しい日本酒を造っています。

日本酒初心者の方にも飲みやすいお酒です。


特別純米 ISARIBI 火入れ』は、

魚に合う食中酒をコンセプトにして造られていて、

他の『陸奥八仙』に比べて薫りを抑えめにしていて、

スッキリとした辛口のお酒になっています。

それでいて、甘味と旨味もしっかり感じられます。



そして、このお酒と合わせる料理は

牡蠣の天ぷら

(撮影店:秋葉原「潮音」)

新鮮な牡蠣を、シンプルに天ぷらしたもので、

熱で甘味と旨味が膨らんだクリーミーな牡蠣の身を、

サクサクの衣で頂きます。

ここで、食中酒にアレンジされた『陸奥八仙』を一口飲むと、

牡蠣の薫りも華やぎ、旨味が倍増します。

そしてまた牡蠣天を食べたくなります。




チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。