梵 艶 越前旬純米大吟醸 無濾過生原酒
(ぼん つや えちぜんしゅんじゅんまいだいぎんじょう むろかなまげんしゅ)
1860年(万延元年)創業の福井県鯖江市の『加藤吉平商店』のお酒です。
SAKE TIME での評価は「3.79」(2018/01/24現在)
代々「吉平」を襲名し、現蔵元は十一代目です。
代表ブランド『梵』はサンスクリット語で”けがれなき清浄”、”真理をつく”を意味し、
海外40カ国以上で販売され、『BORN』として愛されています。
フルーティーな薫りと旨味が、和食だけでなく、西洋料理にも合わせやすいです。
『艶』は、山田錦を50%まで磨き、マイナス5度で1年以上熟成させた、
「長期氷温熟成酒」です。
熟成させたので、芳醇な薫りは優しくなり、
無濾過生原酒のインパクトも柔らかくなっています。
一口目は、山田錦らしいスッキリとした綺麗なお酒なのですが、
二口目、三口目になると
優しい薫りが華やぎ、しっかり米の旨味も感じてきます。
そして、このお酒と合わせる料理は
しめ鯖のにぎり
(撮影店:金沢「鮨小桜」)
浅めに酢締めしてあって、鯖の脂が優しく甘く感じます。
後から鯖の旨味が溢れてきます。
ここで日本酒を口に含むと、
鯖の脂をすっと洗い流し、
鯖の旨味と、日本酒の旨味が口の中に残り、
しばらく幸せが続きます。
チーム株式会社
太田泰史
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