雅山流 影の伝説 純米吟醸無濾過生原酒
(がさんりゅう かげのでんせつ じゅんまいぎんじょうむろかなまげんしゅ)
(撮影店:広尾「ローストホース」)
1870年(明治3年)創業の山形県米沢市の『有限会社新藤酒造店』のお酒です。
SAKE TIME での評価は「3.63」(2018/02/21現在)
『雅山流』は「山は動かぬもの、川は流れるもの」
すべての物事に対して固執した考えに捉われずにという思いで命名されたそうです。
地酒をテーマにしている、雅山流シリーズは、
山形の酒米『出羽燦々』を使用しています。
『出羽燦々』らしい、フルーティーな薫りがあり、
口当たりも良く、爽やかにお米の味を楽しめます。
安価ですし、日本酒をあまり飲んだことない人にもお勧めします。
また、『裏・雅山流』として他の酒米を使った日本酒も、販売されています。
更に、上級ブランドとして『九郎左衛門』(くろうざえもん)も、
鑑評会に出品されています。
『影の伝説』は、酒米『山田錦』を使っている限定酒です。
『山田錦』の綺麗な味わいの日本酒で、
生原酒のフレッシュさも楽しめます。
薫りと味わいのバランスの良いお酒ですね。
そして、このお酒と合わせる料理は
タテガミの軍艦
(撮影店:広尾「ローストホース」)
馬のタテガミの付け根にある、脂身の部分です。
熊本だと刺身にして食べる事も多いのですが、
小さく切ってあるので、噛み切れないと言うことはありませんね。
しかも元々柔らかいタテガミで、新鮮で臭みなく、
脂そのものの甘味を楽しめます。
香ばしい海苔で、薫りも味も引き締まりますね。
一貫を一口で食べたあとに、
日本酒を口にすると、
寿司自体を邪魔しない、綺麗な薫りが広がって、
日本酒の米の旨味と、脂の旨味が、
更に引立ちます。
また食べたいですね。
チーム株式会社
太田泰史
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