【佐賀】大吟醸なのに食中酒にピッタリなお酒で、刺身を楽しむ

鍋島 大吟醸 限定品 兵庫県特A地区産山田錦

(なべしま だいぎんじょう げんていひん ひょごけんとくエーちくさんやまだにしき)

(撮影店:四谷三丁目「荒木町たつや」)

創業は大正末期の佐賀県鹿島市の『富久千代酒造有限会社』のお酒です。

SAKE TIME での評価は「3.94」(2018/03/06現在)

3代目蔵元の飯盛直喜氏が新ブランドとして『鍋島』を造りました。

佐賀藩藩主の氏族『鍋島氏』から名付けられませした。


発泡感を感じるものもあり、飲み口が良く、

上品な米の旨味を感じます。

大吟醸でも薫りは控えめで、食中酒にピッタリです。


2003年から『全国新酒鑑評会』で、7年連続金賞を受賞し、

ついには、

世界最大規模・最高権威と評価される

インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2011』で、

佐賀の酒『鍋島 大吟醸』が日本酒部門の最優秀賞

チャンピオン・サケ」に選ばれました。


今回の『限定品 兵庫県特A地区産山田錦』は、

酒米『山田錦』の生産地としては、最上級の生産地のものを使っています。

実際に他の生産地の酒米と飲み比べた訳ではありませんが、

飲み口が、透き通るような上品な味わいでいて、

米の旨味も後からスッと現われて、

後味は綺麗に消えてゆきます。



そして、このお酒と合わせる料理は

鰆とアオリイカの刺身

(撮影店:四谷三丁目「荒木町たつや」)

福岡産サワラと淡路島産アオリイカです。

サワラは背側と腹側の部位違いを楽しめ、

食感・脂のノリの違いで美味しさも変化します。

イカはトロッとしつつも、皮目のコリッとした食感がいいですね。

嫌味のない大吟醸のお酒と共に口に含むと、

魚介の旨みを邪魔することなく、

米の旨味でそっと受け止めるので、

口の中が嬉しくなりますね。



チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。