【山形】贅沢な愛山の純米大吟醸酒で、フワフワの穴子寿司を食す

惣右衛門 純米大吟醸 愛山

(そうえもん じゅんまいだいぎんじょう あいやま)

(撮影店:阿佐ヶ谷「鮨なんば」)

1916年(大正5年)創業の山形県長井市の『長沼合名会社』のお酒です。


銘柄『惣邑』が有名で、SAKE TIME での評価は「3.15」(2018/03/13現在)

敷地内に、江戸時代から大正にかけて建てられた、

店舗兼主屋、仕込み蔵、前蔵、内蔵、新蔵、中蔵の6棟の有形文化財もあります。


今回は当主名を冠した、蔵の最高峰『惣右衛門』の紹介です。

兵庫県の限定地域で栽培された酒米『愛山』を40%まで精米した贅沢なお酒です。

薫りは上品で、愛山らしいお米の旨みをクッと力強く感じます。

けれど、後味はすっと消えてゆきます。



そして、このお酒と合わせる料理は

穴子の握り

(撮影店:阿佐ヶ谷「鮨なんば」)

すごくフワフワした身に、

少しだけツメを纏っているので、

穴子の旨みを引き立てて、非常にバランスが良いですね。

一口で口に含むと、

穴子の旨み、ツメの甘味、酢飯の酸味、山葵の香りが

一体となって非常に美味しいです。

そこに、さらりとした飲み口のお酒を含むと、

旨みが引立ちます(^∀^)ノ

穴子の余韻を感じているところに、

もう一口含むと、綺麗な後味に変化します。

贅沢な食べ合わせですね。



チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/


太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。