【富山】とろりと感じるフルーティーな日本酒で、サヨリの握りを楽しむ

羽根屋 純吟 煌火 生原酒

(はねや じゅんぎん きらび なまげんしゅ)

(撮影店:高円寺「鮨 波やし」)

1916年(大正5年)創業の富山県富山市の『富美菊酒造株式会社』のお酒です。

SAKE TIME での評価は「3.67」(2018/04/25現在)

羽根屋』は元々この蔵の屋号で、

地酒『富美菊』とはひと味違う、上質な日本酒として、

特約店のみに流通している限定酒です。

富山は東の越後杜氏(新潟)と西の能登杜氏(石川)の技巧が混ざり合った事もあり、

羽根屋』淡麗辛口ながら旨味をしっかり感じます。


シリーズの代表となる『純吟 煌火』は、

最初にフルーティーな吟醸香をフワッと感じ、

一口目はスッキリしていて、

とろみ感じつつ、旨味と甘味がだんだん現れてくる。

そして、すーっと消えてゆく。

日本酒をあまり飲んでない方にも飲みやすい日本酒です。



そして、このお酒と合わせる料理は

サヨリの握り

大ぶりに切ってあり、しっかりとした歯応えの食感と、

旨味が後から溢れてきます。

ここで『羽根屋』を一口飲むと、

フルーティーな薫りは、サヨリの旨味を邪魔することなく、

とろみのある日本酒から、甘味と旨味が後から膨らんできます。

魚の旨味と合わさって、非常に美味しいですね。

キレの良い後味で、また食が進みます。



チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。