【和歌山】黒牛 純米 槽口直汲み 無濾過生原酒

黒牛 純米 槽口直汲み 無濾過生原酒 雄町

(くろうし じゅんまい ふなくちじかぐみ むろかなまげんしゅ おまち)

1866年(慶応2年)創業の和歌山県海南市黒江の『株式会社名手酒造店』のお酒です。

今から1,300年ほど前、海南市黒江は、奥まった入江で、

黒い牛の形をした岩が浜辺にあったので、万葉集でも「黒牛潟」と詠まれています。

その後地震による隆起と埋立により黒牛を地名の由来とする黒江の町ができました。


銘柄『黒牛』は旨味と酸味のバランスが取れたお酒です。

槽口直汲み』は、絞る槽の出口からそのまま汲んだお酒なので非常にフレッシュです。

無濾過生原酒』なのでピリッと感じる炭酸も口当たりを良いです。

酒米『雄町』を60%まで削って使用していて、スッキリとしたキレがありますね。

ジューシーさを感じつつ、しっかりお米の旨味を感じて、スーッと切れ味が良い。



そして、このお酒と合わせる料理は

会津若松産蕎麦 太打ち

少し太めの蕎麦は、コシがり、

田舎蕎麦のようにゴロゴロした食感を感じながら、

しっかり蕎麦の薫りを楽しめます。

そこで、日本酒を飲むと、

酒のフレッシュな薫りと、蕎麦の薫りは喧嘩することもなく、

お互いを高め合うような爽快感を感じます。

そして、つゆの塩味を切れの良い酒がスッと流してくれます。

もう一口食べると、薫りのコンビネーションを楽しめます。




チーム株式会社

太田泰史

http://team-project.jp/

太田が日本酒を巡る旅

年間500種類以上を飲んでいるチーム株式会社 太田泰史が、日本酒の魅力を伝えられれば、嬉しいです。 飲んだことない方も、日本酒が好きな方も、参考にして頂ければ幸いです。